恐怖話




〜18世紀のイギリス〜



エバン家といえばイギリス人で知らないものがいないくらい金持ちで有名な家柄でした。




家の主
ルイーズ・エバン伯爵には妻子がいました。
当初、ルイーズは妻と子供をそれはそれは可愛がり、贅沢をさせていました。





妻、ナイアガラと子、サファイアは何不自由なく幸せに暮らしていました。




『ぱぱ!.ミルクにご飯あげなきゃ』



『そうだね ホラこれを』




ミルクとは室内で飼っている鶏だ。
家畜ではなくペットとしてエバン家では飼っている。

娘サファイアが大層気に入って飼育小屋から連れ出してきてから1年が過ぎようとしていた。




コッコッコッコッコッ
ここここここっ



サファイアに鶏のミルクはなついていました。



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