恐怖話



「…ねぇ!大丈夫っ?」


気がつくとあずさが私を起こそうとしていた。


「汗びっしょりだし……一人言言ってたから…もうびっくりしたっ!!」


あずさはそう言うと私に抱き着いてきた。



いつの間にか焦げくさい臭いと白い煙りはなくなっていて黒焦げの人は消えていた。


< 22 / 453 >

この作品をシェア

pagetop