恐怖話




「あなたは生き物を殺しすぎた.....この臭いは一生あなたに付き纏う..台所からは生き物の焼ける臭い..煮える臭い.....生き物たちの血の臭い......」





「え...どうして?!..」



絢香の狼狽を気にせず続けた。





「大切になるほど...あなたは殺したくなる病気....あなたには見えないと思うけど...」




「や..やめてよ!!!!!」



絢香の言葉を無視し、



「あなたに纏わり付いてるよ....あなたが殺してきた生き物たちがね...」




絢香はふさぎこんだ。



.
< 230 / 453 >

この作品をシェア

pagetop