恐怖話
お盆の朝
僕は車で仏壇に備えるお菓子や線香を買いに車を走らせた。
お墓を過ぎた道路を通っていくと、
「ん..??」
真っ白のワイシャツを来た男性が歩いていた。
俯いていて顔はよく見えなかった。
だけど、ブツブツ何かを言いながら歩いていたし、目には涙を浮かべていた。
恐る恐るすれ違った瞬間にその男は立ち止まった。
そして、すれ違った僕の車を振り返ってジッと見つめた。車を走らせながらサイドミラーをのぞくと、まだ振り返って見つめている。
黒髪で色白の若い男....
不気味だな...
そう思った僕は車をとばした。
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