恐怖話



「いいえ…なんでもありませんよ」


年配の係員が口をはさみ、若い係員をどこかえ連れていった。



「何かあるよ!後をついて行こうっ」


そう言うとあずさはしゃがんみ込んでいる私を無理矢理連れて行った。




「あずさ…ヤバイって」

「し〜っ!バレちゃうよ」

階段の影からこっそり私たちは2人の係員の話しを盗み聞きしていた。


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