恐怖話
帰り道
私はいつものように駅で電車を待っていると
「心美じゃん」
後ろから声が聞こえた。
「健二先輩っ」
健二先輩が笑顔で立っていた。可愛い笑顔で見た目は大人っぽいけど中身は…
「俺駄菓子買い込んできたんだぜえっ水飴♪」
中身はまるっきり子供で幼稚。でもそのギャップにやられるのか健二先輩はすごくモテる。
「はいはい」
私はいつものようにながした。
この時はまだ中身は幼い人かと思っていた。
油断して高をくくっていたのかもしれない…
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