恐怖話



帰り道
私はいつものように駅で電車を待っていると



「心美じゃん」



後ろから声が聞こえた。



「健二先輩っ」



健二先輩が笑顔で立っていた。可愛い笑顔で見た目は大人っぽいけど中身は…




「俺駄菓子買い込んできたんだぜえっ水飴♪」



中身はまるっきり子供で幼稚。でもそのギャップにやられるのか健二先輩はすごくモテる。




「はいはい」




私はいつものようにながした。




この時はまだ中身は幼い人かと思っていた。
油断して高をくくっていたのかもしれない…




.
< 308 / 453 >

この作品をシェア

pagetop