恐怖話



次の日

私たちは部屋へ戻り荷物をまとめていた。


最後にあの年配の係員が入ってきて

「昨日の事はどうか他言しないでいただきたい」


そう言うと流し台にきのう置きっぱなしにしていたコップに水をくみ花束の絵の下に置いて去って行った。


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