恐怖話





波野さんが帰ったあと…





「ばあちゃ…」



「今月中は客間にいってはならないわ.約束よ」












私の言葉を遮ってばあちゃんは小声で耳打ちするようにそっと言った。













でも、ばあちゃんがお風呂に入っている隙をうかがって私は客間に行った。






テーブルクロスをめくって男の子がいたテーブル下を見ると………








「わっ……」







真新しい血が付着していた。



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