恐怖話






僕はそれから勉強していた部屋に行った。



写真を叔母さんに見せようと思ったからだ。




しかし、机のどこを探しても写真はなかった。



それどころか無数の足跡もなくなっていた。








さっきの叔母さんの話しからはお爺さんが外出の時に兵隊たちは殉死したので撮影したのはお爺さんのはずがない、ましてや死ぬ瞬間を撮影する者がいるだろうか……





よく考えればあるはずがない写真だった。






これが僕の不思議な体験。
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