恐怖話




「ママ!!早く行こうよぉ〜!!」



幼い僕は母親の腕を引っ張りせがむ。










「もぅ少し待ちなさい.おばぁちゃんは足が悪いんだら.もぅ少ししたらね」












もともと身体が丈夫ではなかったおばぁちゃんは一緒に屋台へ行くことができませんでした。


屋台へ行くときは毎年7時間以降、おばぁちゃんを家に残して屋台へ行くのです。














「別にいいのよ.いつ屋台へ行っても」




おばぁちゃんは優しく微笑んで僕を撫でた。



それから













「ただ一つ約束してほしいの.もし私が………………………………………………………………」











ここで、パッっと目が覚めてしまった。




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