恐怖話




葬式の会場で僕は冷たくなったおばぁちゃんに手を合わせました。





姉は泣きながら手を合わせて、母や父も目に涙を浮かべていました。













「何て言ったの??私今までありがとうって言ったよ」



「僕はとくに何も……」





僕は簡単に.形式的に手を合わせただけでした。



僕の言葉に姉は不気味な笑みを浮かべながら



「あ〜ぁ..やっぱりね」





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