恐怖話






その日の夜
部屋で一人漫画を読んでいると



ズッ…ズリー.....


ズッ…………ズリー…










足を引きずるような音が戸の向こう側から聞こえました。




どう考えても家族ではありませんでした。
ましてや今は夜の12時30分.僕以外に起きているはずはなかった。







不気味な音に僕はたまらず電気を消して布団を被りました。













ズズ....ズリィー....
ズリー..ズリー....





音が僕の近くまで迫って来ました。









僕は目を固く閉じました。



.
< 366 / 453 >

この作品をシェア

pagetop