恐怖話
私には霊感というものは全くありません......が......どうもこの部屋には私たちだけがいるのではないように感じました..
辺りの様子を伺っていると
「あッ!!猫!!!!!!!!」
息子が急に叫んだ。
息子が指を差したその先を見ると真っ黒な黒猫が部屋の隅にいた。
ニャーーーーーーー
一声鳴くと小走りに部屋を去ってしまいました。
「猫が迷い込んでるのね…女将さんに報告しなきゃ...ちょっと行ってくるわ」
私が靴を履いていると
「弟は任せて」
娘は何かを感じ取っているようでわざわざ私にそんなことを言った。
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