恐怖話




ここからはお話するのはおじさんのお話です。











遠い昔この旅館ができる前、ここは普通の一軒家だっんだ....
瓦屋根の古い家でねぇ...
そこには、家の外装通り..とても貧しい家族が住んでいたのだよ.......







母親と父親、そして娘が一人、質素ながら毎日笑顔で暮らしておった...







しかし、ある日の朝に娘が急に病に倒れてしまった。



母親は朝から晩まで付きっきりで看病したそうだ..


早く娘の笑顔が見たい
早く娘に良くなってほしい



その思いを胸に父親が仕事に出かけている間、母親は一人で必死に看病したそうだ..







母親は朝から晩まで一睡もせずに娘を看病していたんだが...



それが3日続いたある夜..


ついに母親は娘の隣で寝てしまった。




そうしたら夢の中で大きなネズミが現れたそうだ。




そして母親にこう言った。






「おーい..娘を俺にくれぇ」




「いえ..お渡しできません」



母親はきっぱり断った。






そして次の日もまたネズミは母親の夢の中に現れた。
そのまた次の日もそのまたまた次の日もネズミは現れた。



そのたびに母親は




「お渡しできません」



と..きっぱり断わるのでした。
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