恐怖話



「ほらッ!写真撮るよ!」


私は辛さから逃げるため、あの事故があってから琴美のことを忘れようと努力していた。



「伊織!麻衣子!愛美も早く黒板前に並んで!!」



……カシャカシャカシャ…


携帯で写真を撮る音がなんとなく悲しく聞こえた。



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