あたしがお嬢様??
「どうした?家がらみ?」

「うん。率直にいうとさぁ・・・
なんか高校親父にきめられちゃってさあ」

あの話をすべて優に話した。

「そっか・・・大変だったな」

「もういっそのことその学校行ってみようと
おもって!」

「開き直ってるし!でもいいんじゃねえ
おまえらしくって。」

「うん。でももうひとつあって・・・
そこの学校寮制なんだよね。」

「えっ??まぢ?やっと隣の家が静かになるわ。」


「どうしてそういうことしか言えないかなあ?」

なに言ってるんだろうあたし、心のどっかで
とめられるのを願ってたのかもしれない。

「まあそっちでもがんばれよ。」

無理につくってた笑顔も崩れてきた・・・

「ウッ・・ッッ・・・・・・・・」

あたしが急に泣いたから優びっくりしてるだろうな

やばい涙がとまんない・・・
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