伝えたい~心~

リアルな過去~序章~

「勝……也…?」

そう…。

勝也が下駄箱にいる。

麗は勝也を睨む。

勝也はそんな視線を感じたのか麗を1度見て流亜に視線を向けた。

私には目を合わせようとしない…。

「流亜、話があるんだ。」

勝也が流亜に向けた瞳。

それは悲しみが溢れた瞳。

そんな瞳に流亜は

「話…。あぁ、あのことについてだろ?」

と返答した。




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