放課後の教室で
「こんにちは」

「お前分からないんだって?勉強」

「はい…」

「おいで」
瀬戸君は手招きをして私を呼んでいる
私は瀬戸君の言うとおりに瀬戸君の元へと行った

「何の教科が分からないの?」

瀬戸君は優しく私に問いかけた

「え~と、数学、保健、理科、それと水泳もできなくて」

「じゃあ保健を教えるね」

「はい」

「何してるの?」
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