年下彼女~先生と呼ばれる俺~
あ、
もうそろそろ終わりか
なんか時間経つの早ぇな…
そう思うのは気のせいか…?
「よし!じゃそろそろ時間になるから(自動車学校に)戻ろうか?」
俺がそう言うと彼女は
「は~い♪」
って元気に返事する。
運転を横目に気付かれないようにため息をつく…
なぁ…?
やっぱりまだ週一しか来ねぇの?
次は来週のいつ?
どこまで心配かけたら気が済むんだよ…
「……じゃお疲れ!」
「はいお疲れ様です!」
彼女より先に降りて教官室に向かう。
あ~~~やめ、やめ…
つーか、マジで俺らしくね…
ま、俺らしいって意味も何か分かんねぇけど。