年下彼女~先生と呼ばれる俺~



数十分後、車を飛ばして篠塚の待つ居酒屋に俺も着いた。


暖簾をくぐると入口近くの個室に誘導された。



「烏龍茶おかわり~~」


つまみ片手にジョッキを飲み干す篠塚


あ、もちろん中身は烏龍茶ね。



「あ、俺も烏龍茶」


注文を一通り頼んで店員は個室から離れた。




「…で、何?」



俺がそう聞くとやつは何故か笑った…。



「立場逆転…(笑)」



「………」



俺もお前に相談する日が来たか~~…だと。



まぁ確かに…



此処はいつも俺が篠塚に相談する集合場所だったからな。




逆になるなんて俺だって考えてなかったさ。



< 49 / 77 >

この作品をシェア

pagetop