年下彼女~先生と呼ばれる俺~
「俺の口からこんなん聞くなんて思わなかっただろ?(笑)」
「……あぁ」
「って言っても最近思った事だし、本気で辞めようなんて考えはないから…」
篠塚の言葉にうなだれた…
「なんだ…本気じゃないのかよ」
「あぁ本気にした?(笑)…んまぁ、ちょっと聞いてほしかっただけだよ!」
余計な心配させたなって枝豆を俺の前に出した篠塚。
枝豆を掴む…
「…もし、この仕事辞めて職変えてもどうせどこも同じだから……。不景気はどこに行っても不景気なんだからさ、辞めんじゃねぇよ…」
そんな俺の独り言をクスッと笑った篠塚。