年下彼女~先生と呼ばれる俺~
「先生…?」
―ドキッ
「……ん?」
「まだ真っ直ぐでいいんですか?」
不安げな声。
やべ…ぼーっとしてた!
「…あ!ごめん、そこ右だった。曲がって!」
「はーい♪」
…少し通りすぎてて後退してもらった。
でも
楽しそうに運転する彼女にホッと安心した。
走ってたのは車の少ない田舎道
だけど助手席から見える世界は
まるで万華鏡みたいな
不思議な感覚で覆われた世界だった。