年下彼女~先生と呼ばれる俺~



「吉開さぁん!これさ…」


他の先生に呼ばれて吉開さんはそっちに行った。



――すると、


「帰りたくない理由でもあるのか?」



「え…」



小さな声で篠塚が話した。



帰りたくない理由…


「……ないよ」


そう言った俺だけど、真っすぐなあいつの目は見れなかった。



「仕事熱心なのはいいけど、自己管理もしっかりしろよ!」



頭をぐしゃっとされた。



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