年下彼女~先生と呼ばれる俺~
気付いた気持ち
2日したら熱も下がって体が軽くなっていた。
車から降りた会社前の駐車場でポンッと肩を叩かれ、振り向くと篠塚だった。
「おっす!」
「あっ篠塚!この間は悪かったな、心配かけて」
「いいよ、どうだ?良くなったか?」
「ああ、おかげさんで♪」
「そうか♪なら…」
そういうと掌を差し出し何かを要求する篠塚。
「なんだよ?(笑)」
「早退した後、お前の生徒の奴ら俺が受け持ったからさ♪タバコの1箱や2箱貰ってもいいんじゃね?」
「やだよ!つーか、禁煙してるって言っただろ!(笑)」
「あ、そうか。んじゃ~貸し1…な♪」
「はいはい…」
そんなやり取りをしながら、俺達は教官室に向かった。