続きは、社長室で。
キスの甘さと、身体の芯から熱くなる様に。
勘違いをして、求めそうになってしまう。
これが拓海の、凄いトコロなんだ・・・
「・・ふっ・・・ぁ・・ンッ・・」
絡め取られる舌と、激しいキスの嵐。
部屋に幾度となく響く、私の恥ずかしい声とリップ音。
堪能するような、テクニックのせいで。
勘違いした想いが、溢れ出そうになる。
その代わりに、目の奥がツンとしてくるけれど。
今の私は、演技派女優!
気持ち良さと、切ない気分で埋め尽くされている心へ。
幾度となく喝を入れて、何度も言い聞かせるの。