好きな人は冷血男
私は帰り道をとぼとぼ歩いていた

涙はひいたものの目が少し赤い

明日からどうしよ…

そんなことを考えていたら


「おい。」

『?』

声をかけられて振り返る

そこには…

「今朝はどーも。」

今朝喫煙を注意した奴らとその仲間がいた

「お?ラッキー一人じゃん♪これならこんなに仲間呼ばなくてもよかったな」

マズイι
今は恭弥がいない
どうしよう…

ジリジリと笑いながら男たちは近づいて来る
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