好きな人は冷血男
「なんで逃げなかったの?」

私は学校の保健室で恭弥にそこらじゅうを消毒され中

『だって…今朝のこともあったし…私は風紀委員長だし!ι』

そう言うと恭弥はため息をついた

「そんなんじゃ莉緒から離れていられなくなるだろう?」

わたしは少し困った恭弥の顔にドキッとした

『じゃ、じゃぁ離れなければいいじゃないっ!』

「何?また告白?」

カッっと私の顔が赤くなった

『恭弥は私のことどう思ってるの?』

私はギュッとめをつむった


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