【短編】Teddy bear
ある日
愛が学校から帰ってくるといきなり壁に向かって僕を投げつけました


僕はなにもすることができず
そのまま床に転がり落ちることしかできませんでした



愛はそんな僕を拾い上げると
今度は僕の手を握ったまま壁に叩き付け始めました




僕は愛になにか悪いことをしてしまったのだろうか


僕の無力さに腹が立っているのだろうか












愛は

泣いていました

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