【短編】Teddy bear
「龍太郎のバカ」
ずっと愛はそう叫んでました
僕はなんのことだかさっぱり分かりませんでした
でも愛を見ていると
可哀相で仕方がありませんでした
愛に
なにかしてあげたかったけれど
なにもできませんでした
ただ心の中で
「ごめんね」
と言い続けました
なにもしてあげられなくて
「ごめんね」
ずっと愛はそう叫んでました
僕はなんのことだかさっぱり分かりませんでした
でも愛を見ていると
可哀相で仕方がありませんでした
愛に
なにかしてあげたかったけれど
なにもできませんでした
ただ心の中で
「ごめんね」
と言い続けました
なにもしてあげられなくて
「ごめんね」