KIOKUのむこう
急いでパジャマを脱いで
階段の曲がり角で待っている
お母さんにパジャマを投げ渡す。

「あーあー・・夏休みなのになぁ・・・」

気付けは夏休みも1/3も終わり
提出物は山のように残っている。

「提出物やるかなぁ・・・。」

結局提出物をするという予定
を頭の中だけにたてる。

「あつぅ~・・あ おそよぉ~」

なんだかんだ結局起きるのは
ほぼ11時頃。

<おはよ♪>

というのには遅すぎるし
かといって

<こんにちわ>

なんて家族内でいうなんて
なんか違和感があって言いにくい。

だから私の家では

<おそよ>

と言っている。
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