甘い杏が奴に食べられる!?
「バカ杏!!!」


脩斗はあたしの頭を叩く。


「痛いよぉ」


「俺がいなかったら
 どうしたんだよ!」


あたしどうしたんだろ…

でも…


「脩斗助けに来てくれたじゃん♪」


あたしは脩斗が来るの、
心のどこかで
願っていたのかもしれない。



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