ひまわり
蕾
そんな
くだらない毎日を過ごしていたわたしの世界に
あなたは
突然現れた。
その人の名前はゆう。
ゆうはいつも
どんな時でも
笑っていた。
笑ってない顔なんて
見たことないぐらい…。
それは
まるでひまわりのようだった。
ゆうは
いつも、「ひまわりのようになりたい」
なんて
言ってたけど
わたしにとって
あなたは
出会った頃にはもう
ひまわりそのものだったんだよ。
ひまわりみたいな
あなたに惚れたんだから…。