な つ い ろ




少ししてから
のどが渇いたので
パラソルに戻ることにした。



そこにはさっきクラゲに
刺されたトーヤくんがいた。



「あっ、カナちゃん」


「…大丈夫なの?」



トーヤくんとはイズミくんと
違って話したことが何度かある。



「これ?大丈夫っしょ!」


トーヤくんは刺された足を
指差して言った。




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