愛しキミへ、この歌を



突然のことにおいていかれた思考がやっと追いついた。




やっぱりあたしのこと気付いてたんだ。




って、それよりも




顔が近い!!!!!!!!
近い!!!!!!!!





「近いっ!!!!!!!!」
彼の体を突き飛ばすように、おもいっきり顔をそらす。




「あ、その反応傷つくなあ〜」
彼があからさまに落ち込んだように肩をおとした。



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