誰かが奏でる旋律(ストーリー)【短編集】
 小さいときの夢が歌手になることで、それを目指していた私だったけど、オーディションに何度も落ちて諦めかけていた。


 そんなときに出逢ったのが、今の彼。


 両親も友達も私が歌手なるなんて無理って言っていたのに、彼だけがずっと応援してくれていた。


 だから、諦めかけていた夢が叶って、今、私の世界を彩っている。


 おかげで彼との時間は激減しちゃったけど、不思議とお互いの関係は変わらない。


 そりゃ、時々ケンカもするけど、すぐに仲直りして元通り……うぅん、もっと仲良くなるかな?


 多分、これから先、ずっと私達の関係は変わらないと思う。


 一緒に笑ったり、泣いたり、全てを分け合える関係。


 きっと……永遠に……


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