悲恋‐幼い恋‐



「わざとじゃなくても罪なんじゃねぇの?」




………それは、そうだけど…………。




「少し、考えさせて」



「なっ……!!!?
瑠実!!!」

弘樹はあたしを説得しようとする。


………だめだよ。


「分かった。決めたら、電話して」

そう言って、番号を書いた紙をを渡して来た。

あたしは黙って貰う。


頭の中には、どうすればいいのか、不安がいっぱいだった。






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