悲恋‐幼い恋‐
「なんでシカトすんだよ!話し聞けよ!!」
さっきからあたしはバカみたいに喋り続け、弘樹の話を受け付けなかった。
「話しってなんのこと……?」
「しらばっくれんなよ!
お前、瞭の要求飲むつもりじゃねぇよな?」
からだが反応し、肩が跳ね上がった。
「なに言ってんの?
要求、
飲むよ……?」
「なっ…!?」
「当たり前じゃん!!
飲まないでどうすんの!!?
お金払う気……!!?
絶対無理じゃん!!親に迷惑かけらんないよ!!」