悲恋‐幼い恋‐


パンッ


乾いた音が響いた。

驚いて由姫を凝視する。

「何言ってんの………??
許さないから



瑠実が死ぬなんて





絶対に
許さないから!!!!」




由姫の目には涙が
溜まっている。






「何があったのよ……


教えてよ………

わたしじゃ
頼りにならない……??



わたし瑠実が苦しんでるなら、一緒に苦しみたいよ…?



だって……親友でしょ?」


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