悲恋‐幼い恋‐
泣き寝入りなんて
出来ない。
でも、この傷を忘れることなんて出来ない……。
アタシはこの傷を一生負って生きていかなきゃいけないんだ……。
「由姫、
強くなろうね。
1人で生きていかないとねッ!!」
そう、1人で。
もう男は頼らない。
1人で生きてやるんだ。
だけど、もし辛くなったら、苦しくなったら…
アタシを支えて欲しいんだ。
……由姫に。
だからいつまでも友達でいてね… 由姫。
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