あいつの犬〈短編〉
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あれから3日が経った。
あたしは、自然と体が晴を避けるようになっていた。
関わる事が怖かった。気持ちを隠しきれないと思うから。
「 未弥、最近顔色悪いよ? 」
「 はは、日焼け止め塗りすぎたかなあ〜? 」
空回りするあたしの明るさが逆に痛い。
そもそも、嘘のつきかたが下手すぎる。
でも梨杏はそんなあたしに気遣ってくれてるし、無理に話しを聞く事もしてこなかった。