木漏れ日の微笑み



だけど




気まずい空気が

漂っているだけで、

会話にはならなかった。





どれだけの時間が過ぎたか、

痺れを切らした尾崎くんが

私の返事を催促するように

無言で私の顔を

覗き込んできた。






< 123 / 128 >

この作品をシェア

pagetop