恋愛教師

6:00


ピピピピ


久し振りに学校に行くつもりで、目覚ましをかけておいた。


ふわぁぁ


俺は、久しぶりの制服に袖を通す。


もちろん、校則は守らない。


したに赤のTシャツを着て、学蘭のボタンは全開。

ズボンは腰パン。

髪型を黒に帰るつもりもないし、

ワックスで紙をセットした。



「キャーキャー」

家を出ると、女子が10人ほどいた。

俺が登校する情報を嗅ぎつけたのだろう。


「泰嘉っ来てくれたんだ。」

「おぉっ」

「あんがと」

「お前、モテモテじゃん。」

「へへっ」


女が周りにいながら、久しぶりの登校した。


話には聞いていたが、

中1んときの校長は、誰かが教育委員会に訴えたらしく

他の中学の教頭をやっているらしい。

2年前とは、ほとんどのセンコーが変わっているそうだ。



俺は、3-1だった。

しかも、翔平の前の席で泰嘉と幸弥と同じクラス。

4人一緒のクラスだった。



ガラガラガラ


「規律。礼。」


教室に美人な女性教師が入ってきた。


そのとき

俺は惚れた。

その先生。いやっ女に…

その女に惚れた。



「原君が来てくれたそうなので、
 修学旅行の班を決めましょう。」


その女が初めてしゃべった。

「いえーいっ」


俺には、修学旅行の楽しみさが分からない。



「俺ら4人でよくねっ?」

泰嘉が言った。

「ごめんっ俺、彼女と2人で自由行動するから・・・。」

「熱いねぇ」

「実は、俺も…。」

幸弥も翔平もだった。


「お前ら彼女いたわけ?」

「言わんかっけ?」


翔平には、野田美奈とか言う彼女がいたらしく、

付き合って半年らしい。

幸弥は浅川悠里って言う野郎がいて…。





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