恋愛教師




「もぉ嫌だぁ!泰嘉様が、小林先生のこと好きだって…。」


「ちょっと、あそこに先生いるってぇ」



泰嘉はモテていたから、


すぐに噂が行った。



あのぶつかった瞬間から、

あたしは泰嘉のこと好きだったし、



泰嘉もあたしのこと好きだっていうし・・・。




あたしが

この学校の、教師ではなくって

生徒だったらよっかったよ・・・。




あたし

先生だもん。




泰嘉のことあきらめるしかないよね・・・。



泰嘉・・・。


あたし泰嘉のことだぁいすきだよ。


頭の中はいつも泰嘉でいっぱいだよ。


でもね

あたし先生だもん。



泰嘉にこの思いを告げることは一生無いと思うんだ。





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