恋愛教師



翌日、いつもならテニス部の指導で忙しいのだが


今日は暇だ。


部の練習があれば


汗だくになり、ダイエットにも最適だ。




♪~♪~♪~着信:非通知



「やっほぉ」


「泰嘉?なんで非通知?!」


「うん♪非通知じゃないと出てくれないと思って♪」


「じゃぁね。」


「待ってよぉ。先生暇でしょ!」


「忙しいわよ。今、仕事中です。」


「うっそだぁ。彼氏とえっちしてんじゃねぇの?」


「してません!!!」


「テレビ見てごろごろしてるっしょ?」


たしかに、そうだ。


「だって俺、先生の家の前にいるンだぁ♪」


「えっ?!?!」



その驚きで、℡を切ってしまった。



確かに、窓からは泰嘉の姿が合った。



急いで、家のカーテンを全部閉めた。





「おじゃましまぁす。」


ついに、泰嘉が家の中に入ってきてしまった。


「先生っ♪」


「もぉぉ!!」


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