恋愛教師
「おいっ聞いてんの??おーいっ勇樹くーんっ♪」
「あっうん。」
俺は、あの女を見ていた。
「ぼーっとしてんじゃねえぞっ!!」
「おぉごめん」
「お前さぁ誰見てたわけ?」
「誰も見てねぇけど。」
「うそだなっまぁだいたい分かるけど。」
「は?誰も見てねぇって。」
「小林はやめたほうがいいぜっ」
「誰だし、小林って。」
後ろの黒板に張ってある、クラス名簿w一通りみたが
小林なんて名字の野郎はいなかった。
「んでさぁ。勇樹と俺、彼女なしの男2人で自由行動すんの寂しくね?」
「だから?」
「勇樹のこねで女子2人っ!!おねがぁい!」
「しゃぁねぇなっ」
「うれぐれも小林はやめとけよっ」
「だから、小林って誰だっつぅの!」
「勇樹様っ!」
俺と泰嘉がしゃべっていると、女が2人やってきた。
「あたしたちと一緒に自由行動回ってくれませんか?」
なんか、オテンバっぽい女子とおとなしい女子だった。
「大歓迎っ!!」
「やったっ」
泰嘉が勝手にOKした。
喜んだ女子2人は、手をあわせ大ョろっ子びしていた。
「しゃぁねぇなぁ…。」
「サンキューっ♪」
「はぁ??」
「なんで、勇樹はそんなにモテルんだろぉなぁ…」
「しるかよっ」
「すげぇよなぁ…。」
「泰嘉もモテルんじゃねぇの?」
なんか、泰嘉は女好きなのかなぁ
なんて思った。