それでも君が好きだから
…本当にしやがった。
先公は勝ち誇った顔をしてる。
やっぱ年上の女は最高だな(笑)
今度は俺からキスをした。
その時、
トントン…ガラガラ…。
「失礼します」
誰だよ、今良いトコなのに…。
宮森だった。
「何?」
俺は冷たく言った。
だって邪魔されたし…。
俺、こうゆう時が一番キレやすいんだよね。
しかも、こいつのせいで先公が我に返ってる。
もう出来ねぇ。
…落とし前つけてもらうか(ニヤリ)
出て行こうとしたあいつの手を掴む。
宮森は拒んだが離さなかった。
でも、そのうち…。
宮森の手が震えだした。
尋常じゃない痙攣…おかしい。