それでも君が好きだから

…本当にしやがった。

先公は勝ち誇った顔をしてる。

やっぱ年上の女は最高だな(笑)

今度は俺からキスをした。

その時、

トントン…ガラガラ…。

「失礼します」

誰だよ、今良いトコなのに…。

宮森だった。

「何?」

俺は冷たく言った。

だって邪魔されたし…。

俺、こうゆう時が一番キレやすいんだよね。

しかも、こいつのせいで先公が我に返ってる。

もう出来ねぇ。

…落とし前つけてもらうか(ニヤリ)

出て行こうとしたあいつの手を掴む。

宮森は拒んだが離さなかった。

でも、そのうち…。

宮森の手が震えだした。

尋常じゃない痙攣…おかしい。
< 19 / 145 >

この作品をシェア

pagetop