それでも君が好きだから
「ん、誰ですか?私の会話を遮るのは」

「私また蓮吾にぃぃ~(泣)」

目の前には、涙を溢れさせてる女の子。

「花梨ちゃん」

「蓮吾ね、私が嫌いなんだってぇぇ~」

「そう、でもどーせそのうち、嘘だよ~って来るから」

「ホントぉ?」

信じないなら相談しないでよ。

私の会話遮ってまで…(根に持つタイプ)

「ホントだって、大丈夫」

「ありがとぉ~~!!」

私は男子と話さない。

話し掛けられても、無視!!

だからなのか知らないが、女子の相談相手になっている。

しかも恋の。私は人の恋ならいくらでも興味を持てるのだ。

何でだか知らないケド…
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