それでも君が好きだから
Wデートと観覧車
☆沙羅☆

蓮と本当の恋人になった事が嬉しくて、すぐに実紅に言った。

「嘘、マジ!!?おめでと~良かったじゃん!」

「うんっ!ありがと♪」

「でも、男大丈夫なの?」

やっぱり優しい実紅。心配してくれるんだね…。

「う~ん、まだ駄目っぽい、蓮は平気なんだけどね」

何でか分かんないけど、蓮だけは大丈夫。

「ちなみに私も良い感じだよぉ~♪」

「本当?じゃ、今度はWデートだね~~~」

「うんっ」

何か楽しいっ!

彼氏って案外悪くない…かも?


―――何て考えてた私は甘かったのかな。

恋って…そう簡単じゃないんだね。



~数日後~

「じゃあ、wデートは明後日の日曜日ね」

「うんっ。10:00集合ね」

「OK、じゃあね♪」

「ばいばーい♪」

家に着いた瞬間ベッドにダイブ。

そのままケータイで蓮にメールする。


【蓮へ】

wデェトは日曜日の10:00、○△駅集合♪

その後、遊園地に行く予定ですっ!

私、すっごい楽しみ!!

良い思い出いっぱい作ろうね♪

         沙羅
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