それでも君が好きだから
落ち着いてベットから出る。

「大丈夫、夢だもん」

洗面台へ向かう。

嫌な予感がした。

取りあえず顔を洗い、化粧道具を持って部屋に戻る。

今日は念入りに…って今日土曜日じゃん!!

「何やってんだ私…」

頭おかしいよ、馬鹿みたい。

早く会いたい。

逢いたいよ…。

「…寝よ」

2度寝しようとした。

「また、見ちゃうかな、あの夢」

怖くて眠れなかった。

結局する事もなくて、ぼぅっとしてた。

そして、胸騒ぎを抱えたまま1日を終えた。


―日曜日―

ヴゥ…ヴゥ…

ケータイが鳴る。

7:30

今日、蓮に逢える。

まず、シャワーを浴び化粧をする。

お気に入りの、胸元が開いてるピンクのワンピース。

誕生日にもらったネックレス。

可愛い鞄を持って、準備はばっちり。

「~♪」

鼻歌を歌って待つ。

早く来ないかな?

9:15

蓮は25分に迎えに来る。
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