それでも君が好きだから
★蓮★
折角、誤解も解けて沙羅と再びラブラブになれたのに、俺は見つけてしまった。
柚子…俺の元カノ。
多分1番最初に本気で愛した女。
俺は柚子との約束を破って別れた。
あいつの涙は今でも忘れない。
でも、もう終わった話だ。
今更ヨリを戻すつもりは無い。
柚子は俺より年上で、すげぇ大人。
でも、以外と可愛い一面もあって、そのギャップで男を虜にする。
だから俺は惹かれた。
「大人になったね、蓮」
そうか?お前の方こそ綺麗さに磨きかかってるけど。
「中学の頃に付き合ってたんだ、俺達」
「そうだっけ、懐かしいね…」
「柚子は、沙羅とは違うタイプだった。
だから沙羅といて、初めてこんな気持ちになったっていうのも、多かった」
「私といても感じなかった事?」
やっぱキャラが違うんだろうな。
そして、俺の理想のタイプが、定まってないという…。
「あぁ、逆に柚子じゃないと感じなかった気持ちもある」
何か懐かしいなあ。
俺は久々の再会にしみじみしてた。
「てか、蓮彼女いたんだ。泣かしてないわよね!?」
「…泣かしてる」
事実、たくさん泣かしてる。
「れーんっ!女の子は泣かしちゃいけないの!!」
「分かってるよ」
思えば柚子の泣き顔って見た事無いかも。
「柚子さんは…私達と同い年?」
「ううん、私はいっこ上」
「先輩なんだっ」
「あーでも、全然タメで良いからネ」
折角、誤解も解けて沙羅と再びラブラブになれたのに、俺は見つけてしまった。
柚子…俺の元カノ。
多分1番最初に本気で愛した女。
俺は柚子との約束を破って別れた。
あいつの涙は今でも忘れない。
でも、もう終わった話だ。
今更ヨリを戻すつもりは無い。
柚子は俺より年上で、すげぇ大人。
でも、以外と可愛い一面もあって、そのギャップで男を虜にする。
だから俺は惹かれた。
「大人になったね、蓮」
そうか?お前の方こそ綺麗さに磨きかかってるけど。
「中学の頃に付き合ってたんだ、俺達」
「そうだっけ、懐かしいね…」
「柚子は、沙羅とは違うタイプだった。
だから沙羅といて、初めてこんな気持ちになったっていうのも、多かった」
「私といても感じなかった事?」
やっぱキャラが違うんだろうな。
そして、俺の理想のタイプが、定まってないという…。
「あぁ、逆に柚子じゃないと感じなかった気持ちもある」
何か懐かしいなあ。
俺は久々の再会にしみじみしてた。
「てか、蓮彼女いたんだ。泣かしてないわよね!?」
「…泣かしてる」
事実、たくさん泣かしてる。
「れーんっ!女の子は泣かしちゃいけないの!!」
「分かってるよ」
思えば柚子の泣き顔って見た事無いかも。
「柚子さんは…私達と同い年?」
「ううん、私はいっこ上」
「先輩なんだっ」
「あーでも、全然タメで良いからネ」